四国灯台キャンプツーリング 2日目(蒲生田岬灯台・室戸岬灯台)

 バイクでキャンプをしながら灯台をめぐるツーリングが夢でした。今回ついに無理やり休暇を取って実現しました。

 灯台好きの者にとっては国内最大級のフレネルレンズが間近で見られる室戸岬灯台は一度は訪れたい灯台の一つです。今回は淡路島北端の江埼灯台、足摺岬灯台(四国南端)、佐田岬灯台(四国西端)に蒲生田岬灯台(四国東端)を加え5つの灯台を回る計画をたてました。

 また愛媛県西条市伊予西条駅前にある十河信二記念館を訪れるのも目的の一つ。さらに今回はキャンプとフェリーも外せない楽しみです。

ルートは以下の通り、走行距離はおおよそ2000キロ。これはもちろん初めての冒険です。
1日目 自宅-淡路島(岩屋) 民宿泊
2日目 淡路島-蒲生田岬-室戸岬 キャンプ
3日目 室戸岬-桂浜-足摺岬 キャンプ
4日目 足摺岬-佐田岬-十河信二記念館-東予港 フェリー泊
5日目 大阪南港-自宅
 当初は4日目に西条でビジネスホテルに泊まり、翌朝徳島へ、そこから東京行のフェリーに乗って日6目の朝に帰る計画でしたが、あいにくその日は運航日ではないため、大阪行きに切り替え、帰りも走っ帰ってきました。途中雨が降ってツラかったけど、四国にいる間はずっと天気が良く、最高の景色と体験ができた思い出に残る旅でした。

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<2日目>

 朝7時に出発。山を越えて島の西に降り、そのまま西海岸を南に下ります。西淡三原ICで高速に乗り、淡路南PAで休憩。淡路島特産の玉ねぎが丸々1個乗った特製カレーライスに惹かれましたが、さすがに朝からは無理で、その玉ねぎを使ったカレーパンとコーヒーで朝食にしました。ここから大鳴門橋を渡っていよいよ四国入りです。


朝の渋滞の徳島市内でキャンプの薪を調達しようとウロウロしてようやく市街地を抜け出し、蒲生田岬へ向かいます。


<蒲生田岬灯台>

駐車場から少し行くと灯台が見えます。

「がもうだ」ではなく「かもだ」です

塔頂部の灯器より照射灯のほうが存在感あります。

ここまでの道も灯台周辺も整備されていますが、あまりメジャーな灯台ではないので来る人は少ないかも。


この岬から北が「瀬戸内海」と定められています

国道に戻り讃岐うどんならぬ阿波うどんをたべて一路室戸岬へ。

この大きいてんぷらは”ゲソ天”。こんなに大きいのあまり東京じゃ見られないですね。何イカだろう?
下の写真ような方式も昔は戸惑いましたが、最近は丸亀製麺の東京進出で慣れてきました。

<室戸岬>

ついにやってきました室戸岬。ここまで265Km。失礼ながらここまでもっと田舎道と思っていましたが、結構な交通量でした。


周辺は観光地になっているわけでもなく、大きなモニュメントがあるわけでもない。結構質素な感じでした。
観光案内所と展望台、小さな駐車場がありますやく

<室戸岬灯台>

日本に5基しかない第一等フレネルレンズをもつAランク保存灯台。約49Km と日本で最も長い光達距離を誇る。



















ちょうどこの日は月蝕。明かりを落とした月の替わりに満点の星が夜空に浮かびあがる。その闇夜をまさに切り裂くように日本最大級の二枚のレンズが放つ光跡が時計回りに360度回転する。光の筋は太平洋の遠く沖の、闇で見えない水平線をまるで掃くように、左から右へふわっと撫でる。天頂には天の川が連なっていた。



<室戸岬夕日ヶ丘キャンプ場>

灯台から最も近いキャンプ場。室戸市の観光協会に電話して申し込みます。その際「水も薪も何もないから持ってきてくださいね」と言われました。ネットにも水も買ってきたほうが良いとの情報がありました。1100円。確かにトイレと流しぐらいの設備しかありませんが、十分です。雰囲気だけで★★★


フラットな芝生のフリーサイト。この一段下にもオートサイトがあり、そちらは夕日がきれいでした。

この日泊まったいたのはチャリのおじさんとハーレーのおじいさん。私その中間といった具合で若い人はいませんでした。


火を眺めながら地酒とカツオをいただきました。幸せです。

この日は290Km走りました。






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