紅葉の尾瀬アヤメ平 クマとの近距離遭遇

 天気予報は若干怪しかったんですが、幸いにも高曇りでいい天気の週末。尾瀬戸倉の駐車場もすでに混んでましたが、初めてのアヤメ平は人も少なく静か。景色も最高でした。クマとの接近遭遇もおどろきましたが(この年尾瀬は数か所でクマが目撃されています)。


鳩待峠からアヤメ平方面へ。この道ははじめてです。

樹林帯の途中で時々小さな湿原が広がっていました。

至仏山の頂上には昨日降った雪が

燧ケ岳の頂上も白い

やがて大きく開けたアヤメ平に到着

ここから少し下った富士見峠にはトイレがあります

富士見峠から尾瀬ヶ原に下ります

開けた尾瀬ヶ原に出る直前、クマに遭遇。20メートル先に黒い動く物体を発見して後退。向こうも気づいたようでした。後戻りもできず、尾瀬ヶ原に出られれば安全地帯なのでしばらく待って進むと、木道の近くの湿地から突然現れて逃げていきました。その距離5メートル!
さすがに怖かったですが、あまり大きくないサイズからすると1歳ぐらい?向こうが恐れて逃げて売れてよかったです。

竜宮十字路から来た方向。この木道の先の森に入ってすぐぐらいのところでした。

素晴らしい紅葉なのですが、クマとの遭遇で心臓の鼓動が収まらず・・・



竜宮小屋から燧ケ岳

至仏山も大きい





山の鼻についてクマの目撃情報をビジターセンターに報告しました。またここから鳩待峠に登る道でも目撃情報多数。時折聞こえてくるパンパンという鉄砲のような音はレンジャーの方がクマを脅かしているものだったんですね。

8:15鳩待峠 - 10:15アヤメ平 -(富士見峠昼食)- 13:15竜宮十字路 -
14:30山の鼻 - 15:30鳩待峠

帰りの関越道、めちゃ込みでした。




鳥取・島根の旅 3日目 (出雲日御碕灯台・出雲大社・松江城・美保関灯台・三保神社)

 今日は旅館の朝食前に家内と別々の行動です。
私は朝暗いうちに出かけて出雲日御碕灯台へ、家内は明るくなってから出雲大社へ。

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<出雲日御碕灯台>

日本の灯台50選、世界の灯台100選、Aランク保存灯台、日本で一番背の高い灯台、
日本で5か所しかない一等フレネルレンズの灯台、国内16か所の参観灯台(登れる灯台)
ここ出雲日御碕灯台は貴重な灯台です。






光達距離39km 群閃紅白互光(毎20秒に白2閃、紅1閃)
消えるまでずっと見てました。


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<出雲大社>

一方、カミさんは出雲大社へ。早朝は人も少なくお勧めです。





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<松江城>

さて旅館で朝食をいただいてゆっくり出発。次は松江城です。


正式に国宝になったと聞いて寄ってみました。立派なお城です。天守内部の展示も良かったと思います。桜の季節にお濠を船で巡ればさぞかしきれいでしょうね。

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<美保関灯台>

次は出雲半島の東端、美保関灯台です。こちらも日本の灯台50選、世界の灯台100選にも入っている由緒正しい灯台。Aランク保存灯台です。しかし・・・






惜しむらくは巨大な灯篭に似合わない小さな灯器(LB-M60型)。下の写真の1等フレネルレンズが収まっていたんですが、これが回っている姿が見たかったですね。


かつての退息所(官舎)は展示スペースの他、カフェにもなっていて、イカ釣りの漁火の見える季節は夜も営業しているそうです。





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<美保神社>

旅の最後は美保神社。だいぶ鳥取に近いのですが、ここもまだ出雲。大社造ですが少し変わっていて社が二連になっています。



出雲大社に比べれば小さいですが、出雲大社とセットでお参りしないと願いが成就しないそうです。

おしまい。ここから米子空港へ向かい帰京の途に就きました。
二つの出雲大社造神舎、二つの灯台、たたら製鉄、国宝天守、日本庭園と美術館、充実した旅でした。




鳥取・島根の旅 2日目(伯耆大山登山・黒斑山トレーニング)

 鳥取・島根2泊3日の夫婦旅行の二日目に伯耆大山に登りました。

ここでは、旅行の直前に行った長野・浅間山の外輪山の黒斑山へのハイキングも合わせてレポートします。大山がどのような山か全くわからないので、最近全く歩いていないカミさんが心配だったので練習に行ったわけです。

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10月4日 トレーニング登山 黒斑山

別荘のある軽井沢から30分で黒斑山の登山口である高峰高原に到着、そこから登山開始です。

表登山道の途中で振り返ったアサマ2000スキー場
少し色着き始めています

ああいにく稜線は霧の中。この向こうに浅間山が見えるはずなのですが。
頂上で少し休んで早々に中道をもどりました。

浅間サンラインの農産物直売所のレタス。畑から直接ナイフで切って収穫すれば50円

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10月12日 山陰旅行の2日目 伯耆大山登山

旅行2日目、米子市内のホテルを出発、実は朝食をどこかで買おうと思って車で出たのはいいのですが、途中買えずに登山口まで来てしまいました。

麓は一大観光地。登山者だけでなくお寺や神社への参拝者がたくさん来るようです。スキー場もありますし。

立派なビジターセンターやモンベルショップ、おしゃれはカフェなども

まずは大山寺を目指します
大山寺に詣でて安全を祈願した後
今度は大神山神社の鳥居をくぐります。
その裏から本格的登山道
途中、枯れ沢を渡るところで大山の雄姿が眺められました。
稜線への急登。大山の登山道はほぼ完ぺきに整備されていますが、まあ階段の多いこと多いこと。丹沢みたいです。
紅葉!
稜線も見えてきました
この辺りは天国への道ですね
日本海も見えました


これはいいですね。この道は最高。
頂上が見えてきた!
何とここが頂上。実はこれまでの頂上が崩壊の可能性があるので工事中だったのです。
※私たちが登った1週間後には工事終了したようです。
何とも不思議な頂上の光景


帰りは夏道登山道をくだってきました。

大山は雲の上を散歩するような頂上付近の道が最高ですね。この日はチラっとでしたが日本海も近い。西日本屈指の人気の山なのもうなずけます。またこの日は紅葉もきれいでした。二人とも結構余力を残して降りてくることができ、おしゃれなカフェでゆったりとコーヒーを楽しみました。楽しかった~。

大山登山口7:25 - 大山寺7:50 - 行者別れ9:20 - 頂上10:55
だいたい14時に下山

この後、出雲大社の目の前にあるホテルまで長距離移動です。