九州遠征ハイキング その2 九重山

昨日の阿蘇山に続き今日は九重山。阿蘇市の民宿を出て大観峰に立ち寄り、阿蘇の全景に感動し、北側外輪山の向こうの風景に驚いた後、牧ノ戸峠に向かいました。今日も快晴でとても多くの人が登山口に。 
さて、山ははじめの稜線までの登りと、最後の避難小屋から頂上までの登り、それぞれ約30分を除けばほぼ斜度は緩く、時には平坦な部分もあり、全行程楽しく歩けます。だだ距離はあります。稜線に上がってから頂上の先端が見えることを下山時に気づきましたが、本峰の全容が姿を現すのはだいぶ先です。カミさんがノンビリ歩きなので、だいぶ時間かかりました。 
風景はダイナミックで素晴らしいの一言。昨年登った霧島山(韓国岳)、昨日の阿蘇山とここ九重山、この3つは本州では決して見ることの出来ない、活火山の国九州ならでは山容と風景で、東京から飛行機に乗ってでも来る価値アリです。 
今夜は黒川温泉のさらに奥、一軒宿の扇温泉おうぎ屋旅館に泊まり、翌日はゆっくり起きて工事中の熊本城を見て桂花ラーメン食べて帰ります。天気良くてよかった。でも祖母山いつ登れるかなー。

牧ノ戸峠から往復です。駐車場満車でやむなく入ったところの路地に路駐

登り始め。途中の東屋から傾斜が増しますが、いずれにせよこのようなコンクリート道。はじめてだ。

三俣山。初めはこれが本峰かと思いました。

ルート唯一の岩場からのくだり

気分いい~

自転車道?

本峰がようやく見えた!

避難小屋にいったん降ります

あと30分ぐらいか?!

頂上は人がたくさん!

九重連山ってこういうのだったんだ!

北側の下界

パノラマです

帰り、振り返ると本峰の頭が顔を出してました。行きでは気が付かなかった。

下はちょうどいい、見ごろの紅葉

九州遠征ハイキング その1 阿蘇山

昨年の同じ時期、宮之浦岳・開聞岳・霧島山に続く九州遠征第2弾!今回はソロキャンプではなく、カミさんと温泉民宿泊まりです(温泉はカミさんが同行する絶対条件!)


直前まで3泊4日で阿蘇山、祖母山、九重山の計画でしたが、何と前日に仕事でトラブル発生!泣く泣く予定を1日遅らせ(航空券高くついた~!)祖母山をカット。
羽田朝7時10分発のソラシドエアで熊本入り(着陸前、進行方向左の窓から阿蘇の全景が見えます)。レンタカー借りて阿蘇へ。途中南阿蘇の道の駅の中にmontbellショップがあるのでガスカートリッジ買えます。


南登山道を上がって砂千里の駐車場に着いたのは11時。天気はほぼ快晴。実に約20年振りの阿蘇です。スケールでかい!
道は火口壁の登りが30分ほど急ですが、あとはさほどの登りもありません。今回はカミさんと一緒ののんびり歩きでしたが、それでも中岳まで2時間かかりませんでした。そこから高岳往復。
月か火星かというような、阿蘇でしか見られない景色に何度も歓声を上げながらの楽しい登山でした。天気も最高で雲仙岳、九重山、そしていつか来れるかなー、祖母山もよく見えました。



下山後、火口見物と思って中岳第一火口に近づいたところで警報発令!火山ガス濃度が上がり退避命令が出ました。火口を覗き込んだら次の瞬間咳き込んだ!これではたしかに喘息の人は危険。けっこう肺にダメージを与えるようなガスで、少し吸っただけなのにしばらく咳と痰が出ました。皆様もお気をつけください。


地震で大きな被害を受けた阿蘇神社でお参りをし、乙姫の里の民宿に泊まり、明日は九重山を目指します。




南阿蘇村の道の駅付近より望む南面の阿蘇連山

砂千里の駐車場から登山開始




見たことのない景色の中を行きます

砂千里の展望台より

ここから火口壁を登ります

この部分のみ急登

登り切ると高森方面が望めます

グランドキャニオン?

中岳第一火口が見えてきました

火星のような

ここまで来ればあとはほぼ平らな散歩道

烏帽子岳

中岳頂上(左の小ピーク)と高岳

すごい迫力!

中岳頂上

中岳から20分で最高点の高岳

高岳からの風景

十分に景色を堪能した後、下ります。

下りついて火口の展望台に寄ってみました。火山性ガスで咳き込んだ!

写真だとよくわかりませんが、赤ランプが点灯しています。

阿蘇神社 倒壊した拝殿の前に仮の参拝所がありました。

こちらも倒壊した重文の楼門跡