乾徳山ハイキング(バイク)

乾徳山は過去3回登ったことがありますが、ここ2回は大平牧場からの往復だったので、なんとなくズルした感じが残っていました。今回は徳和からの往復です。結構疲れました。

これまで大菩薩や西沢渓谷方面に行くときは勝沼の市街地を通って塩山駅に抜けていたのですが、今回初めてフルーツラインを通りました。結論から言うと交通量の少なさ、展望の良さ、信号の少なさ、道の良さから最高です。なぜいままで発見できなかったのだろう?

徳和のバス停からバイクで最奥まで行きます。この日は日曜日で駐車場はいっぱいでした。




国師ヶ原からみる乾徳山
ここは十字路です
苺平から見下ろすと親子ずれの鹿がいました
乾徳山と言えば鎖場
大学のワンゲルが来ていましたが。まだ1年生は初心者のようで、高度になれていない様子でしたが、スグに慣れます。頑張ってください!
足場を確保しながら慎重に登る人、靴のフリクションを生かして強引に腕力で登る人、様々です。

頂上は霞がかかって見通しは今一歩。金峰山五丈岩が見えました。

国師ヶ原のロッジに戻ってきました。

帰りは雁坂トンネルを抜けて帰ろうかと思ったのですが、疲れてしまって・・・
来た道を戻って帰りました。中央道渋滞でした。

千葉県中部3貯水池ダムツーリング

平日の休みということで、千葉県の平日しかダムカードを配布しない貯水池へツーリング。
外環道が京葉道・東関東道と接続したことで千葉には格段に行きやすくなりました。この日も京葉道から千葉東金道路経由でまずは東金ダムへ。
千葉県のダムはこれまでもなかなかたどり着きづらかったのですが、今回も何回も道をチェックしました。幹線道路が少ないうえに他県のように山の上にあるダムであれば、そこまで登る道を見つければあとは簡単なのですが、千葉のダムは平地にある。しかも房総には幹線道路がないので近づくのに手間取るのです。

東金ダムもダムとはいってもちょっと高台にある四角い貯水池です。



 遠く利根川の水を導水路で引っ張って貯めているようです。
次は上の図にある長柄ダムに行くのですが、両者のダムカードはその中間にある水資源機構の房総導水路管理所でもらえるのですが、写真が必要なのです!両ダムからちょうど14Kmの距離で行って帰って・・・

長柄ダム。ここにたどり着くのも大変でした。
途中、あすみが丘という山を切り崩して造成したニュータウンを通るのですが、千葉市からもましてや都心からはだいぶ遠いと思うのですが、失礼。





ここも何の変哲もない貯水池。

次も狭い道をあちこちで折れながら山倉ダムへ。


 水上にソーラーパネルが浮かんでおり、大規模なソーラー発電所となっています。

距離のわりに時間がかかりました。いくらダムカード集めとはいえ、最近はこのようなダムともいえぬ水施設関連のカードが多発しているのでいかがなものかと。
アクララインを通って帰りました。


恵那山残雪ハイキング

今年のGWは灯台・ダム・百名山、それもすべてレアな場所に行くことができてとても充実していました。恵那山は一昨年末に新雪で敗退していたので、いつかはと思っていました。今回は息子とです。

朝4時に軽井沢を出発、上信越道・長野道・中央道とつないで飯田山本ICで降り、昼神温泉を過ぎてヘブンス園原スキー場へ向かいます。スキー場のあたりからの集落はハナモモの里。ちょうど満開ではなもも祭りがおこなわれていました。

駐車場から林道を30分ほど。登山口です。 

すぐに川を渡って急登が続きます。

 道標はしっかりしています。

 樹林からみえる恵那山。夏は見えないかも。

 雪が見え始めました。

6合目を過ぎて軽アイゼンを装着。

9/10 頂上まであと少しですが、ここまで急登の連続。結構バテました~。

展望のない展望台のある頂上は確かに何も見えませんが、避難小屋から少し上がった祠の先が最高点のようで、少し展望があります。下は御岳山と乗鞍岳

中央アルプス。南アルプスも見えたのですが、くっきりという感じではなかったのでいい写真がありません。

頂上の避難小屋

頂上付近はこのぐらいの積雪


駐車場もまだ余裕ありましたし、天気の良いGWにしては、やはり恵那山は少しマイナーなのか、それほど人は多くなかったです。穴場といっていいでしょうか。家族連れもいましたが、全員ノーアイゼンだったのが少し気になりました。ほかにもアイゼン無しの人が多かった。くだりはかなり難渋するのではないでしょうか。はやり事前にもっと調べておくべきと思いますが、最大のデータベースである「ヤマレコ」が非有料会員には検索しずらいなど、最新情報をつかみにくくしているのは社会的責任上問題があるのではと思います。

駐車場7:15 登山口7:40 5合目9:00 頂上10:45
頂上11:20 登山口13:30 駐車場13:50

七倉ダムと高瀬ダムドライブ

GW5月3日は天気も良く、家族で軽井沢から出かけるところを考えていましたが、ふと高瀬ダムを思い立ちました。タクシーを往復使わなければいけない(歩いても行けますが)ダムなんて、マニアでなければ行かないでしょう?我ながら名案!

小諸ICから上信越道に乗って長野道安曇野ICで降り、途中大王わさび農場へ向かう従来を避けて高瀬川右岸(地図では高瀬川の左側)の道、通称北アルプスパノラマロードを通っていきました。途中松川村の道の駅で野菜を買いこんだりして北アルプスが連なる道を快適に走りました。

葛温泉を通って車が行けるのは七倉山荘まで。ここからは歩き(1時間半)か片道2100円のタクシーを使うしかありません。私は高校生の時にブナ立尾根を登って烏帽子岳から裏銀座を縦走していますが、その時には高瀬ダムは工事中で完成の数年前だったようですが、当時の周辺の記憶は全くありません。

この日ここと高瀬ダムを往復しているタクシーは2社3台のみですが、15分ほど待っていたら来ました。タクシーで上がっていく途中に、東京電力新高瀬発電所の入り口があります。

 タクシーで15分ほど。堤体にジグザグに切った車道を登っていくと天端に出ます。素晴らしい天気と眺め。なにしろ人がいません!実際私たちがいる間、会った人は4組10名ほどです。エメラルドグリーンの湖水は温泉成分を含んでいます。

 遠くに槍ヶ岳の穂先だけが小さく見えます。

 稜線の中央のでっぱりは烏帽子だけでしょうか。

 一応ゲートはありますが、ここがあふれることはあるのかな?ただ、後述する濁沢大滝まで歩いてみると目の当たりにしますが、かなりの土砂が湖に入り込んでいるようで、堆砂対策が懸案となっています。
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranB/Konogoro.cgi?id=715 「ダム便覧」の記事より

ここは東京電力新高瀬川発電所の上池。この揚水式発電所も日本最大規模です。ここ高瀬ダムで、東京電力の1000MW級発電所のダムは、立ち入り禁止の葛野川ダム以外すべて回ることができました。
今市発電所・・・栗山ダム⇒今市ダム
葛野川発電所・・上日川ダム⇒葛野川ダム
神流川発電所・・南相木ダム⇒上野ダム
玉原発電所・・・玉原ダム⇒藤原ダム

 野口五郎岳も見えた。

 このように堤体の斜面を車で登ってきます。これははじめて。

堤高は黒四ダムに次ぐ日本第二位。

帰りはこの電話でタクシーを呼びます。ダイヤルを回すという行為は実に久しぶり。ちょっと感動しました。アルプスタクシーさんを呼べば、車中で運転手さんがダムカードをくれます。ここと七倉ダムのカードは、葛温泉旅館とアルプスタクシーさんが製作しているのだそうです。

さて堤体の先のトンネルをあるいて通ると吊り橋が現れます。その先に濁沢大滝があり、そこまで歩くことができます。タクシーの運転手さんに教えてもらいました。片道20分ほど

下の写真、ちょっとわかりずらいですが、右下は雪が残っています。

白い岩が細かく砂のように堆積して、かなりの量がダムに流れ込んでいるようにみえます。堆砂対策工事を行っているようでした。

下は七倉ダム。新高瀬発電所の下池。ダムの天端は立ち入り禁止で湖水も少ししか見えません。




さて、さらにくだって大町ダム。こちらは長野県の管轄のダムです。




 このダムは重力コンクリート式。クレスト部に2門のラジアルゲート。コンジットゲートも2門あり、けっこうイカツカッコイイダムです。