東京湾には観音埼灯台や剣埼灯台、洲埼灯台と重要な灯台がありますが、それの灯りを船から見てみようというものです。さらに神津島で下田行の船に乗り換え、船から神子元島灯台を見るというスゴイ計画。神津島では時間があるので神津島灯台も訪ねてみようと思います。
高校生の時の新島(!)以来、久々に伊豆七島行きの竹芝桟橋発東海汽船に乗船しました!
23時発神津島行き
片道この値段なのですが、前日にWebで買おうとしたらWebでの取り扱いは終わっており、割引が受けられませんでした。残念。
コンビニで買い物して乗船
夜半から雨が降り出し、光を見通すにはいい条件ではありませんでしたが、さすが日本を代表する灯台。その光はよく見えました。
●第二海保灯台:5秒ごとに白光一閃 近くで間が短いので分かりやすい。ここまでの間、東京湾にはたくさんの航路灯が浮いていました。難所ですね。
●観音埼灯台:高台から回転する光が筋のように跡を残す。東京湾の広い範囲で認めることができる。ここに最初に洋式灯台を建てた意味がわかりました。
●剣埼灯台:30秒ごとに白光二閃・緑光一閃。こういうのを複合群閃白緑互光というのだそうです。緑色の光は珍しいそうな。今度近くでその光を見てみたい。
●洲埼灯台:30秒ごとに白光一閃・赤光一閃。距離はありましたし、かなり間があく感じなのですが、赤い光と交互なのでそれとわかりました。
私のウデでは写真は無理です。波が穏やかで空気の澄んだ満月の夜がいいでしょう。
デッキは 学生さんたちの酒場と化していて、夜遅くまでかなり盛り上がっていたようです。こちら大島到着後まで寝てました。デッキに出たら新島が見えた。天気はいいです。
神津島到着。海きれい!
けっこうたくさんの若い人たちが下船しました。キャンプ?海水浴場?
着いたのは多幸湾三浦港です。集落のある神津島港は島の反対側。村営バスが出ています。http://vill.kouzushima.tokyo.jp/travel/transport.html
下田行きの神新汽船もここから出るのですが、5,6時間時間をつぶすには周囲に何もないところです。そこで神津島灯台に行くことにしました。
神津島港行きのバスに乗り、地図を見ながら見当をつけてキャンドゥ前という停留所で下車。そこから歩きました。
途中このジュリアの十字架という展望も開けたところを通りますが、ここまでは他の観光客も来るようです。ここからさらにアップダウンが続きます。この日は暑かったのですが、水も持っていませんでした。
遠くに見えて、ちょっと萎えました。
ようやく到着。バス停から45分はかかったかな。
立派な展望台もありました。見えるのは天上山。一泊していたらあそこに登ったでしょう。帰り、神津島港まで1時間は歩きました。暑かった!
港で下田行のチケットを買い、お土産物屋さんの2階の食堂で刺身の定食をいただきました。バスで三浦港に戻り、船に乗りました(船の写真撮るの忘れました)
フェリーから見えた神子元島。ちょうど光が雲間から降り注いで神々しい感じでした。
今年の正月に石廊崎から神子元島灯台の灯りを見ましたが、今回はレンズの形までよく見えました。
帰りの港から下田駅まで歩いて20分。体ベトベトで温泉入りたいと思ったけど、すでに遅い時間なので電車乗り継ぎ乗り継ぎして帰りました。なんと面白い旅でした。