恵那山(敗退)

軽井沢の別荘から日帰りで恵那山を目指しました。結果的には新雪にトレースがなく、手持ちの装備・体力では下山までは無理との判断から6合目で撤退しました。

ちなみに装備としては、夏靴に6本爪アイゼンと通常のトレッキングポール。6本爪では傾斜のある所は辛いですね。12本を持ってくるべきでした。とはいっても5合目より上では新雪が深く、単独で行くにはスノーシュー+時間+体力がないと難しかったです。実は先行者が2名いたのですが、一人の方は5合目付近ですれ違いました。アイゼンだけでしたが頂上まで行ったのでしょうか?もう一名の方は5.5合目付近で追いつきました。その方はちょうどスノーシューに履き替えているところでした。見たところスノーシューでは沈むこともなくペースは落ちるにしても行ける感じでした。
はじめから頂上避難小屋に泊まるつもりで2日計画であれば行けたと思います。いずれにせよ新雪があったことの情報をつかんでなかったしアイゼン以外の装備も甘いところがあり、ナメてました。すみません。出直します。

いちおうそこまでの行程
上信越道小諸ICから長野道・中央道と乗り継ぎます。天気は上々。下の写真は駒ケ岳SAからみたモルゲンロート。

飯田山本ICで降りて昼神温泉を通り、広河原駐車についたのが8時15分。8時半登山開始。

 林道を歩くこと30分。登山道入り口です。
このように10分の1ずつ道標が立っています。結構間隔があってすこし不安に。
4合目付近。南アルプスが姿を現します。
五合目。かなり雪が深くなります。
 ここまではまだ積雪はくるぶし程度でした。
この南西側が開けた斜面から雪が深くなり、膝ほどに。ツボ足で進むにもかなり厳しくなり、場所によっては股まで沈んでしまうところも。また風も強く、稜線ではかなりの強風が予想され山頂付近には雲も出始めていました。ということで11時、6合目の標識で前進をあきらめました。
南アルプスオールスターが拝めただけよかったとします。
  
 白根三山
 塩見岳
 荒川岳・赤石岳・聖岳
林道まで下ったのが12時半でした。また出直します。





寒川取水堰ツーリング

天皇誕生日の休み、前の日の忘年会で早起きはできなかったため、比較的近くの相模川寒川取水堰まで往復することにしました。 時間もないので中央道・圏央道を贅沢に乗り継ぎ、寒川北ICで降ります。
神川橋からの堰。魚道がよくわかります


周囲には浄水場など県の水関連施設がありますが、その一角にある神奈川県企業局水道記念館でダムカードをもらいました。
 レトロなレンガ造りの建物の中は水に関する博物館になっているのですが、宮ヶ瀬ダムの展示のほうが立派ですね。もう少し上水の仕組みとか山のダムから街の水道までの様子がわかるような展示だったらよかったと思います。
下の河童の噴水はいいですね。今日一番感動しました!
これで神奈川県のダムカードはすべてそろいました。

川尻灯台・日立灯台・磯埼灯台ツーリング

冬晴れで天気がいい。天気の良い日は灯台のほうが似合っているので今日は茨城県の残り3灯台へ。外環から常磐道を目指しますが、相変わらず草加と三郷西の出口の渋滞はひどい。
朝は都心で5度の冷え込み。うちのあたりは都心より2、3度は低い。着込んだおかげで体は寒くなかったのだが、足と手先が冷たくなってしまった。高速で早々に我慢できなくなり守谷SA内のコンビニでホッカイロを買いました。足用も売ってた!
日立北ICで降りて国道6号線を北へ。川尻海岸への表示を見つけて右へ。

周囲の木の高さとあまり変わりがありません。

 この緑地公園の中に立っています。公園北側に駐車場があります。
 周囲の木の高さとあまり変わらないので、ちょっと探してしまいました。



今度は北側から。少し頭を出している程度。

国道6号線を南下して日立灯台を目指します。バイパスは海の上を通っていて気持ちがいい。こちらの灯台は国道から見えています。おおみか駅入り口の交差点を左折。

フツーの芝生の公園の中に立っています。これは珍しいですね。


端正なローソク型のデザイン。これも珍しい。

立派なレンズが見えました。
南側の久慈漁港から。こうみると岬に立つ風情ある灯台に見えるのですが、近くに行くとびっくり。児童公園の中に灯台!というギャップがこの灯台の面白さ。

 日立おさかなセンター。中ではお好み海鮮丼(たくさんの種類のネタから自分の好きなものを好きなだけ取ってご飯にのせて食べる)や浜焼きなどもありました。今が季節で地のものだというので、鍋用のあんこうを買いました。あん肝付き。
おさかなセンター入口横のみなと寿司さんの地魚丼。1480円。ここでサーモンやイクラはないでしょう。

 さらに国営ひたち海浜公園まで下って磯崎漁港の先の磯埼灯台です。海岸線の道路から見上げたところ。ここから階段で登っていきます。

 周囲は住宅地です。茨城県の灯台はこういう生活感ある環境に立っている灯台が多いです。大津岬灯台も鹿嶋灯台も日立灯台も・・・。




帰りは海浜公園から東水戸道路を通って帰りました。まだ2時ごろでしたので帰りは高速も寒くなく、快適でした。330km走りました。
今回のルート

丹沢・檜洞丸

神ノ川ヒュッテのある日陰沢橋の林道終点から檜洞丸と蛭ヶ岳を縦走・周回しようという計画。結果的には檜洞丸往復で帰ってきました。

朝5時半に家を出て道志みちから神ノ川沿いの林道にはいり、神ノ川ヒュッテのある通行止めゲートの終点についたのが7時。
駐車場は特に示された所や広い場所があるわけではなく、基本的に路肩です。ただだいぶ広いところがありますので、それほど困らないのでは。それでも下山してきたときには12台ほど停まっていました。
通行止めゲートの脇を通り抜けて林道を10分ほど歩くと、熊笹ノ峰経由檜洞丸への道標があります。
 立派なトイレがあります
 このゲートの左脇を通り抜ける
ここから山道

矢駄沢に沿った尾根なので矢駄尾根というらしいのですが、かなりの急登です。初めは杉の植林帯をジグザグに行きます。再度林道に出て横切る形でまた植林帯を行きますが、こんどはほぼまっすぐ直線状に登っていきます。
1時間ほど頑張ると植林帯を抜け、植生防護柵のあるブナの自然林に囲まれた広い尾根に出ます。葉が落ちているので明るい感じ。しばしホッとします。しかしここから雪が出てきました。しかもさらに直線状の急登が続きます。ところどころ木の階段があります。

さらに頑張って1時間。ようやく主稜線に出ました。正面に富士山がきれいな姿でお出迎え。これは感動!

主稜線は風が強く、道も凍っていました。アイゼンもポールも非常用セットも持ってこなかったので(丹沢ナメてましたすみません)し、ここまでほとんどコースタイムを短縮できていなかった(足元の問題と体力の問題)ので、今日は縦走は無理と判断し、檜洞丸への往復ピストンに予定を変更。
丹沢の最高峰、1日で落とすことが難しいという意味でもまさにボスキャラの蛭ヶ岳。かなりの登降を強いられます。
檜洞丸への最後の登り。強風でした。

南アルプスオールスター
八ヶ岳

 頂上には2組3人がいたのですが、私が到着するとすぐに下山してしまったので、写真撮影を頼めませんでした。セルフとるにもカメラを置く場所がなく、最終手段でセルフでとりました。

下りは何度か雪や枯葉に足を取られました。ゆっくり慎重に帰りました。

日蔭沢橋(神ノ川ヒュッテ)07:05 - 登山口07:15 - 主稜線09:05
- 檜洞丸頂上09:40
檜洞丸頂上10:00 - 主稜線からの降下点10:30 - 日蔭沢橋駐車場12:15

ほぼ山と高原地図のコースタイムどおりでした。このスピードでは日帰りでの蛭ヶ岳縦走・周回コースは全然無理ですね。出直してきます。あるいは素直にブナの新緑か紅葉の時期に1泊で。