茨城・栃木平日ダムツーリング オマケで灯台カード

 3月なのに夏日が予想されている晴れの平日。桜も満開ですが、花粉も酷かった。
 かねてより片付けたいと思っていた茨城のダムと栃木の芳賀地方の調整池・頭首工へ。また、第三管区海上保安本部の茨城海上保安部だけが発行している灯台カードももらいに行かなければ。

 というわけで最近何かと乗ることが多い常磐道へ。友部JCTで東関東道をひたちなか方面へ。水戸大洗で降ります。茨木海上保安部の事務所は那珂湊お魚市場のすぐ近く。事務室で来訪の目的を言うと歓待してくれました。このことを広めて欲しいみたいなことも言っていましたので、微力ながら協力させていただきます!
http://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/ibaraki/01top/toudai-card/toudai-card.pdf


 大洗や那珂湊にはお魚市場の他にも水族館やマリンタワーなどいろいろあります。個人的には夢である北海道ツーリングで乗船するであろう苫小牧行フェリー乗り場に行ってみたかった(旅情をかきたてるため!)、今日は全部パスして次の目的地、藤井川ダムへ向かいます。先を急ぐので高速乗っちゃいました。水戸ICで降り、県道52号線を北上すると「ホロルの湯・ふれあいの里」の看板に従って左折。山道を登りますが、さほど標高が上がるわけではありません。

ほどなく藤井川ダムです。小さいです。




 ダム湖を見に行きました。さくらが綺麗で散歩していた老夫婦が絵になりました。
こんなものか、さて次へ行こうかと振り返ったところ、蛇行するダム湖向こうにゲートらしきものが!あちらが本当のダム?
 このゲートの形と色、さらにとんがり屋根の連なる姿は、同じ茨城県内の竜神ダムのと似ています。

どうやらこれは余水吐というのだそうです。一つのダム湖に二つのゲート。はじめて見ました。しかも本体のダムより立派に見えます。

ダム湖畔に立ち上る花粉!

飯田ダム
こちらはオリフィスから水をさらさらと吐いてました。








さてここから栃木県の芳賀台地に向かいます。ビーフロードなる農道から県道51号線を通り、県境を越えて茂木方面へ。国道294号線を北上して左手にダムのようなものがみえます。ここが菅又調整池、実際ほとんどダムです。




さて、ここのダムカードをもらう場所を「ダムカード配布情報」というサイト https://gochi-dam.com/ で確認しようとしたところ困ったことが。
なんと茨城県のダムカードが新たに発行されている(楮川ダム・非公式カード)!それも今日通ってきた道のすぐ近くに!
予定通り真岡方面に下って帰り、また日を改めて楮川ダムに行くか、来た道を戻って帰りに寄るか、選択を迫られることになりました。

さて森田頭首工。田舎道を通ってひらけた河原に突如現れた姿は、なかなか絵になります。ここから芳賀台地に水が供給され、飲料用・農業用として利用されているんだそうです。



ここから近くの塩田調整池へ。ここはダムというよりまさに調整池、人口のため池といった感じですが、一部アースダム風です。ここの事務所で3枚のダムカードをもらいました。特に行ってきた写真を見せるようには言われませんでした。





さあ、ここまで250km走りましたが、実は燃料の警告ランプが点滅をしています。結局茂木の市街地まで戻り、ガソリン補給をして、県道51号線を常磐道方面に戻ることにしました。

本日最後の目的に楮川ダムです。ここは水戸市街に近く、那珂川から導水した水を浄水して水戸市街に供給している巨大な水がめ。カードは浄水場の門でインターホンを押すと、奥の建物から人が走ってカードを持ってきてくれました。ありがとうございます。







今日一日で灯台カード一気に5枚、茨城県のダムカード3枚、栃木県のダムカード3枚、計11枚をゲットしました。430km走りました。





第二海堡と船形平島灯台ツーリング

 桜がほぼ満開のあたたかな日曜日、どっと人が繰り出した感じ。朝7時に家を出て首都高4号線から中央環状経由でアクアラインへ。今日の最初の目的地は富津岬。そこから第二海堡灯台が見えるかというお題。グーグルマップでは直線距離3.75km。石廊崎から神子元島の9.37kmの2分の1以下なので十分見えるはず。

 アクアラインを木更津金田で降りて、新日鉄の巨大な製鉄所に沿って走りますが、ほかに車はほとんどない。平日だとトラックがさぞかし多いんだろうな。
 富津岬はずいぶん前に一度子供連れてきたことがある。海堡とは海上の砲台。これは明治政府が東京の守りを固めるために築いたもの。幕末の台場と同じですね。で下の写真のいやに大掛かりな展望台に登ります。

登ってみるとこんな風景。右が第一海堡、左が問題の第二海堡。海上保安庁が管理しており、土砂流出防止のためコンクリートで岸壁が固められているのがわかります。東京港や横浜港、千葉港などへ向かう船舶はこの第二海堡の向こう側(西側)を航行します。

肉眼では灯台らしきものが見えない。840mmの望遠で撮ってみると、、、
ファインダー覗いても灯台らしき物が見えないなーと思いながら撮影。こうして見てみると、アンテナ鉄塔の背後になにやら白い塔のようなものが。これが灯台か?。鉄塔の左に砲台跡が見えます。この角度だと灯台の写真は撮れないことはわかりました。距離はあるが反対の横須賀側から撮るか。あるいは竹芝桟橋から伊豆大島行きの船にでも乗れば見えるな。結局確たる写真は撮れませんでした。



そのまま下道で館山へ。県道88号線はとても良い道。ときどき狭いところもあるけど、おおむね2車線で交通量少なく、適度なカーブが楽しい。


館山市から内房なぎさラインを北上、船形漁港の先にある船形平島灯台です。
どうやって渡ったのでしょうか。




さらに内房を北上、崖観音は下から見ただけ、途中保田あたりでメシ。漁港のよさげなメシやだったのですが、はずれでした。


金谷港からフェリーで久里浜に渡りました。2度目です。

 今日はたくさんの人が乗っています。
 観音埼灯台
 海獺島灯台。2度目ですが、今日のほうがよく見えました。前回より航路から近かった。しかしここにもたくさんの人が。きっと渡船があるのでしょう。
今日は灯器らしきものも確認できました。



帰りは横横道路から第三京浜を通って、川崎側の多摩川沿いの道。この道はこれまで何度も通っているのですが、以前から大きな取水堰が気になっていたので寄ってみました。

二ヶ領上河原堰(にかりょうかみがわらせき)。南武線の稲田堤の近くなので、ここが稲田堤なのだろうと勝手に思っていたら、正式名称はこの通りです。
 堤には花見や散歩・ジョギングを楽しむ人がたくさん。水辺には釣り人

 この写真の手前方向に、神奈川県の取水口があります。
 飛び石をつたわってここまで来られます。
ゲートには上川原頭首工とありました。ここも頭首工。



今日はおよそ250km走りました。