三浦半島灯台巡りツーリング

灯台に興味を持ったのは、2015年秋に仲間と房総半島のツーリングで洲埼灯台に行って以降のことです。その日は野島埼灯台を素通りしたのですが、房総半島南端に立つ灯台を素通りしたのが何となくもったいないと引っかかっていて、その後一人で訪れたのが灯台めぐりの始まりでした。


この日は身近な三浦半島をまわってみようと思いました。


横浜方面はわが家からは行きづらい方向です。この日は小金井街道を南下して多摩川を渡り、南岸の堤沿いの道を川崎まで下り、第三京浜から横浜新道、横横道路で久里浜方面へ向かいました。



 まず日本で初めての西洋型灯台として歴史的にも重要な観音埼灯台です。


 周囲は遊歩道のある公園になっています


 第4等フレネルレンズ


 東京湾の入り口をたくさんの船が航行しています。







 灯台の下には資料館があります。


 フレネルレンズというのも初めて知りました。なるほど。


黒く塗りつぶされている個所のほうが気になります。


 初代の灯台。大正11年の地震で壊れ、その後コンクリート造りで建て直しましたが、すぐに関東大震災で倒れ、現在の灯台は実は3代目なのです。




 久里浜のペリー上陸の地へやってきました。


 3枚前の写真、明治5年の官報にも載っていた剣埼灯台です。ここも人気の灯台ですよね。
県道からそれて灯台へと続く道は、この時期、三浦大根の収穫の時を迎えていて、季節外れの緑が広がっていました。ゆるくうねった丘の向こうに見える剣埼灯台はホント絵になる。


 観音埼灯台と並んで、こちらも江戸幕府が開設を約束した8つの灯台の一つ。やはり同じように関東大震災で倒壊してしまったので、こちらも建て直したものになります。




 こちらは2等フレネルレンズです。ぜひ夜に来てみたい。

 追記:2017年5月27日に一般公開があったようです。


 城ケ島に向かう途中。松輪漁港の漁協経営のレストラン松輪(ホントに私待つわ!でした)の松輪サバの塩焼き定食。ブランドサバだけに結構なお値段。しかも1時間待ってようやくありつきました。


 城ケ島から剣埼灯台を望む。


 城ケ島の東端の岩礁に立つ安房﨑灯台。
 この時は近くまで行けましたが、満潮の時はどうなのでしょう。
 ガラスの箱で海を覗いて突きん棒で魚を取っているように見えました。海藻を取っていたのかな?


 城ケ島灯台です。こちらもたくさんの人が。城ケ島一帯観光地ですから。















 城ケ島を離れ諸磯埼灯台へ。ここに行くには藪の中を歩いていかなければなりません。しかしそれだけに穴場です。城ケ島と違って人は数組しかいませんでした。
 かっこいいデザインです。日が傾きかけていました。夕日時はきれいそう。




帰りも同じ道を通りましたが、帰りにはだいぶ暗くなってしまいました。