十勝岳と後方羊蹄山

北海道登山ははじめて。自分の体調と体力をあまり考えない、かなりの強行軍でしたが、思い出に残る山行になりました。

直前まで仕事の関係で予定が組めなかったので、料金の安い飛行機で行きました。行きは成田発の夜便、帰りは早朝発の羽田行き。土曜日の朝、リュックサックをかついで仕事に行き、駅のコインロッカーに預け、仕事終わって成田空港から千歳に飛びました。深夜レンタカーを借りて千歳市内から十勝岳温泉凌雲閣まで約150kmを移動。登山口の駐車場で夜明けを待って出発しました。幸い天気は良さそう。気分も盛り上がります。

十勝岳は今も活動中の活火山。噴火口があちこちに見られます。
 登りの行程中、ずっと富良野岳がきれいでした。

 残雪に咲く高山植物がきれいです。

 稜線が見えてきました。
 十勝岳の頂上が顔を現わしました。

 稜線にでました。朝もやが強い風に流されています。

 稜線の反対側から風が吹きあがってきます。


 すばらしい眺めです。
 右に見える尾根を登ってきました。
 ここからは天国です。



 美瑛岳への稜線

今日は日曜日。望岳台からの尾根をたくさんの人が登ってきました。

 噴煙があちこちから上がっています





下山後、次の後方羊蹄山の登山口、真狩(まっかり)村まで高速道路を使って300kmを移動。途中札幌あたりで雨が強く降り出し、キャンプをあきらめてユースホステルに切り替えようかと思い、YHに電話したところ雨は降っていないとのことなので、羊蹄山自然公園内のキャンプ場にテントを張りました。そのあとまっかり温泉へ。

翌朝、雲が低く垂れこめた天気でしたが頂上を目指します。
上のほうは少し雲が切れていました。



ニセコアンヌプリから遠く日本海を望む。
避難小屋です。
火口のお鉢も一瞬雲がとれました。


この後下山したのですが、左足が痛くなり、下りはホント大変でした。トレーニング不足、体重過多、無理なスケジュール、自己過信などなど、大いに反省しました。

下山後支笏湖を経由して千歳まで戻り、レンタカーを返した後千歳空港内の温泉施設(ここはとてもいい施設でした)で始発便まで過ごし帰京しました。