八ッ場ダム・品木ダムツーリング

今日も軽井沢の日帰りダムツーです。この日は浅間山を越えて吾妻渓谷の八ッ場ダムへ。長野原に出て国道145号を東へ進みます。
このダムはバブル崩壊後のダム不要論争の象徴的存在となってしまったことで有名になってしまいました。そのせいなのか、工事現場見学ツアーを実施したり駐車場付きの展工事現場望台を作ったりと、気持ち悪いぐらい広報に積極的です。

線路も国道も高台に付け替えられ、国道沿いには立派な道の駅が。
八ッ場ダムの湖底に沈む風景を見下ろす橋の欄干に現在の様子と満水の時の想像図が掲げられていました。



JR吾妻線の旧線路。

ダムカードをもらうにはスタンプラリーで3か所回らなければなりません。私はまず道の駅で台紙をもらい最初のスタンプを
次この資料館で。
ダム本体の工事現場が見えて来ました。


結構生活感が残っており、複雑な気分。元住んでいた人は尚更でしょう。
立ち退き移住者向けの住宅。

工事現場を見下ろす展望台が作られてました。

ダムの本体工事が見られるというのは、もう無いかもしれませんね。


こんな感じ。その名もやんば見放台!最後のスタンプはここ!
食堂などもあり、ここは観光地でした。
いずれにせよ今のうちしか見られない。また行きたいです。

道の駅に戻ってきてダムカードをもらいました。上は道の駅で売られていたダムカレーパン。

品木ダム。国道を草津温泉方向に向かうと案内板が出てきます。この看板の通り、このダムの目的は日本中で他にないのでは?

水の色もスゴい。


沈殿物を浚渫し続けるダムというわけですね。




で、その中和施設に行きました。場所は草津温泉の真ん中、大滝の湯の隣り。こんな所にという所。
石灰水投入の実際は結構アナログというか古典的。
白く濁ります。


施設全容。しかしここは観光客向けの展示や体験イベントなども催されているのです。侮れない。草津温泉温泉に行ったら是非、ここの施設と品木ダム見学をお勧めします。

温泉にも入らず、一路軽井沢へ急ぎました。

今回のルートマップ

道平川ダム・中木ダム・霧積ダムツーリング 

下仁田を流れる鏑川上流には道平川ダム(荒船湖)があり、さらに上流の3つの支流にそれぞれ取水ダムがあります。そのどれもがダムカードになっており、一度に4枚が獲得できます。さらに妙義・碓井方面のダムを回ろうというのが今日の計画。
まず軽井沢から群馬県道尾43号線、通称姫街道を下仁田方面に降り、R254を内山峠方面に進みます。


はじめの市野萱川取水ダムへの道はいきなり通行止。歩いて行くことも考えましたがそこまでの気力湧かず。他に向かいます。
 2番目の屋敷川取水ダムはR254沿い。金網からのぞくように写真を撮りました。

 最後の相沢川取水ダム。ここだけは堤体に近づくことができました。




 これら3つの取水ダムはトンネルを通して次の道平川ダム(荒船湖)と繋がっています。













次の目的地は中木ダム。R254を下仁田方面に進み、県道56、さらに196と入って妙義山のワインディングロードを楽しんだ後、松井田へ。ダム湖の名前は妙義湖です。
 こちらは水たくさんあります。

 よくあることです。役場までもらいに行ってきました。
 釣り人が数名いました。


 下からも見上げることができました。

次の目的地は霧積ダムです。安中市役所谷津庁舎で中木ダムのカードをもらったのち、国道18号を軽井沢方面へ戻って横川で旧道に入り、さらに霧積温泉方面に進むと比較的すぐ現れます。




 ダム湖の水量は低いものの、放流していました。残念ながらダム下流正面からの写真はとれません。


 ダム上流からのアングルもよくないです。 

 電柱と電線が入ってしまいます。

 最後は国道18号の旧道沿いにある坂本ダム。ダム湖は碓井湖です。




 堤体の上に鉄橋のようなものが載っていましたが、これは後から付けた構造上の補強でしょうか。


 湖畔にちょっとした公園があります。また旧信越線の線路跡の散策道が近くにありました。
 今日まわったダムの中で一番趣があってよかったです。放流もしていましたし。
この後、旧道のワインディングを楽しんで軽井沢に戻りました。

今回のコースマップ