至仏山と薗原ダム・平出ダム

平日、しかも天気は晴れという絶好の山登り日和になったこの日、富士山を除いて関東で唯一登っていなかった百名山の至仏山に行きました。早く下りられれば、帰りに平日にしかカードが貰えない近くのダムによろうかと。
鳩待峠までクルマで上がれる期間とても限られています。もう紅葉が終わった今はとても静か。駐車場は2,500円!まあ入山料と思えばいいですね。

 今日は鳩待峠往復ではなく、一度山の鼻まで下って尾瀬ヶ原から直登、小至仏を経由して峠に戻ってくる周遊コースにしました。200mほど余計に下って上がりますが。
 山の鼻。朝8時半。気温は2度。
 キレイです


 森林限界をでて振り返れば燧岳が、紅葉はすっかり終わっています。草枯れの湿原にまばらなカラマツの黄葉がこれはこれできれいです。


 ほぼ一直線に登っていきます。濡れた蛇紋岩と木道の斜面と少し雪と氷もあって、よく滑ります。
  平ヶ岳と魚沼駒ケ岳。ここに登るのはいつでしょうか。
山頂から見えた百名山は10座を越えますが、アルプスまではかすんで見えませんでした。

 


 今年の春に放流を見に行った奈良俣ダム。あの日は曇りでダムから至仏山は見えませんでした。
 志賀方面と思われます。右端は妙高ですか。



 谷川岳がおもったより低い位置に見えます。その奥は草津のほうですね。
 小至仏からみた至仏山


 笠ヶ岳への分岐
 近くに湿原と小さい池塘が。
 その反対側には日光白根。


 笠ヶ岳。
鳩待峠に戻ってきました
7:45鳩待峠 - 8:30山の鼻 - 10:30至仏山頂上 <30分休憩> 11:00至仏山頂上 - 12:55鳩待峠
モデルのコースタイムは、山の鼻からの登りが2時間40分、下りが1時間55分、下りはぴったりでした。下りのコースタイムはちょっと厳しいのでは?私も遅くはなかったと思うのですが。

 更新した木道の古い木材を搬出しています。峠に何往復もしていました。晴天で風もない、平日で人もいない昨日今日は作業がはかどるでしょう。ご苦労様です。
 戸倉周辺が今紅葉の盛り。

さて、だいぶ早く下りてこられたので、平日しかカードがもらえない平出ダムに行こう。
 まずはその手前、片品川最大の薗原ダム。


 このトンネルを通ると赤城・大間々方面に行けます。
 水はなぜか濁ってました。

 満水に近い状態。

こちらは平出ダム。流域には小さな発電所が数か所あります。こちらにも。


 結構盛大に放流していましたが、残念ながら正面からのアングルは取れませんでした。
 この狭い道を車で通ってしまった。トンネルの中は狭い狭いカーブ!。
 ギリギリ放流が見える。
 発電所です。

最後に望郷の湯に寄りました。こちらの施設はとても立派。大きくて清潔。もちろんお風呂もよかったです。おすすめです。
群馬県のダムは残り丸沼ダムだけとなりました。

合角ダム・下久保ダムツーリング

今回は平日にしかカードを配布していない所ということで、茨城方面、栃木方面への遠征を考えていたのですが、前日の仕事の疲れもあって例によって寝坊。結局近場の埼玉方面に行くことにしました。
まずはおなじみの新青梅街道から岩蔵街道、成木街道、小沢峠のトンネルを通って名栗街道というコース。

まず有馬ダム(名栗湖)。ここは何度か来ているのですが、ダムをまじまじと見るのは初めて。ロックフィルダムだったんですね。今まで気にもしなかった。


 堤体は草ボーボーでした。

 この先に棒の折山の登山口があります。

 堤体の近くに洪水吐はなく、ちょっと離れたところにこのような洪水吐があり、トンネルで川に水が流されるようになっています。これも珍しいです。

秩父に出て国道今日のメインの一つ、合角ダムにきました。秩父から国道140号線を西へ。三峰口付近から埼玉県道37号線を北上します。

 簡単な食事もとれます。こんなのがあるところをみると、結構人が来るのでしょうか。



管理棟内に資料コーナーもありました。



 立派ですね。放流しているところを見たいものです。

峠を越えて群馬県に入り、塩沢ダムを目指します。





 こちらもなかなかのものです。

R462を東へ。本日のメイン、下久保ダム。水資源機構の巨大ダムです。




 特徴はなんといっても90度に折れ曲がった堤体。上は車が走れますが、途中で曲がります。

 管理事務所は丘の上。ダム湖(神流湖)は埼玉・群馬の県境ですが、堤体と事務所は埼玉側にあります。








 ここいらへんの造形もカッコいいです。
 いろんな種類のゲートがあるところがいいですね。ギミック豊富なところがグッときます。ここは春先にイベントをやっているので、その時にまた来たいです。


 少し下流の神水ダムです。こちらは群馬県所管で下久保ダム下流の調整池的役割ですが、意外とこの手のダムは造形が素敵なものが多いです。ここもそう。







帰りは本庄児玉ICに出て関越道で帰りました。

今回のルートマップ