北茨城5つのダムと大津岬灯台ツーリング

平日・快晴、7時半に家をでました。今日は初めて茨城方面。常磐道の友部SAで水戸周辺ではなく北茨城方面まで行くことを決断。今日は快晴だったのですが、冬型の気圧配置で風が一日中強かった。高速ではあまりスピード出せない。特に帰りの外環ではちょっと怖いぐらい傾きました。

北茨城ICまでは外環大泉から172km、けっこうありました。かなりの距離です。こんな天気の日はダムだけじゃなくて灯台だろう!ということで、まずは大津岬灯台へ。



立っているところは確かに岬の高台なのですが、すぐ隣にある五浦岬公園の方が突端感があり、更にそこには結構な高さの展望台があります。まるで参観灯台に上ったかのよう。そこからの灯台の様子がいい感じでした。


海から一路山へ。初めに水沼ダム
 山のほうは少し紅葉が始まっていました。

 ペイント手書き!
 昭和41年完成の古いダム。それだけに味わい深いものがあります。


 ダム湖というよりおおきな沼という感じ。周囲の公園の雰囲気も、最近作られた他のダムとは違って、井の頭公園のような感じ。

水沼ダムから少し戻ると小山ダムへの案内が出ているのでそこを右折。道の途中から海が見えます。
今回ダムからダムへと渡る道はどれも二車線で整備されていてクルマも少なく、とても楽しいワインディングロードです。

小山ダムは完成したのが2005年。水沼ダムより約40年新しい。新しいダムらしく周囲が整備されています。




 大きなダムです。天端の端から端まで462メートル



花貫ダム。ここまでの道もいい感じでした。ダムの上流は花貫渓谷として知られているようで、平日にもかかわらず渓谷の紅葉を見に来る人が結構いました。




花貫ダムは「海の見えるダム」としても有名?です。

ここから大王ダムまでの道は町の近くを走るのでクルマの量もそこそこあります。

大王ダムも大きいです。毎時正午に噴水があるそうです。噴水施設はダム湖の水を撹拌する役目があるそうですね。山梨の大門ダムでも見たことがあります。


 赤く塗られたゲートがかわいいアクセントに。



さて、ここからさらに山を越えて龍神ダムに向かいました。あちこちに龍神大吊橋の看板があるので道はわかりやすい。

ダムに着くと、その頭上には大きな吊り橋のが!なるほどダム湖の上に懸かっていたんですね。塩原ダムの紅葉谷大吊橋と同じです。

 赤いゲートにとんがり屋根。デザイン的にもいいですね。


 ここから徒歩でも橋まであげれます。

ここではカヌーもできるようで、結構観光地でした。

さて、見てしまった以上、吊り橋の上からダムを見なければおさまらない。ダムからも歩いて橋まで登れるようですが、ここはバイクで下がってまた上る。すると大きな駐車場にたくさんの観光バスが。どうやらバスツアーに組み込まれているようです。
橋の上からバンジージャンプ出来ます。16000円!




帰りは6時半帰宅。ぐっと寒くなりました。454kmも走りました。たぶん日帰りツーリングの最長記録。

南九州3泊4日 3名山と2灯台 No.3

日向灘から上る朝日がきれい。今日は朝から快晴。気温はグッと下がりました。テントは朝露で濡れています。朝7時出発。今日は霧島山登山です。

日向灘の夜明けと鞍埼灯台の灯り


日南駅前を通り田野ICへ。宮崎自動車道を進んでいくと前方に霧島連山が見えました。大きさに感動。特に高千穂峰の鋭角な姿は、こっちが連峰の盟主と思わせる立派さ。一番奥の韓国岳とその中間のなだらかなところが、たぶん新燃岳でしょうか、その峰々の形・色・間隔、高さなど、はやり地図の平面上のイメージとはまるで違うスケール。ああいった火山の連なりというのは東日本だと吾妻連山に近いでしょうか。


小林ICで降りて山道を上がります。この道もいいです。霧島側からは車が多いですが、こちら側はほとんど車がありません。


硫黄岳付近はまさに吾妻山のような硫黄の色と臭いでした。道路わきには歩行禁止や立ち入り禁止の立て札があちこちに立っていました。ビジターセンター方向に車を走らせると路肩にたくさんの車が止まっていたのでそこで止めて、登山者風のご夫婦に韓国岳への登山口の場所を聞いてみると、この車道のわきから登山道に行けるとのこと。

遊歩道はしばらくして通行禁止になり、そのかわりに樹林帯の中に新たな登山道がロープで区切られて作られていました。硫黄岳の上部で本来の登山道と合流。まもなく4合目で樹林帯から出て展望が得られます。



上に登るにつれて遠く桜島、近くの大浪池が姿を現しました。今日は日曜日、絶好の天気とあってたくさんの登山客が頂上を目指しています。

頂上には1時間ほどで着きました。まず高千穂峰と新燃岳の景色が圧巻。また遠く雲仙普賢岳や阿蘇山も望まれます。最終日にして最高の登山となりました。

奥:高千穂峰 手前:新燃岳

奥:桜島 手前:大浪池


桜島


ゆっくり景色を楽しんだ後は走って30分で下山。そのご霧島温泉のにごり湯に浸かり帰途に着きました。
<コースタイム>
9:30登山口 - 10:10五合目 - 10:30韓国岳頂上 11:00韓国岳頂上 - 11:30登山口

飛行機の窓からの霧島連山がおまけのご褒美でした。2枚目は富士山。




3泊4日で3つの日本百名山と2つの日本の灯台50選を巡る旅。他にも温泉、フェリー、キャンプなど盛りだくさんの充実した旅でした。