渡良瀬川流域6ダムツーリング

今回はだいぶ早起きしたので、5時に家を出て東北道へ。栃木→群馬→栃木の渡良瀬川流域のすべてのダム(カード)を巡る計画です。栃木ICで下りて県道32号と15号でまず足尾を目指します。







県道32号線、15号線ともに車も少なく走りやすい2車線ですが、峠の上り下り部分だけはこのような狭いヘアピンが続きます。奥にカーブ番号の表示がありますが、上りで38までありました。



庚申ダムです。栃木県企業局の主に発電用ダム。始業の9時前にお邪魔してカードをもらいました。ありがとうございます。企業局が管轄するダムはここだけのようです。










 群馬県に入って黒坂石ダム。庚申ダムと形似ています。こちらは群馬県企業局のやはり発電を主とするダム。





 黒坂石ダムからの導水による発電所です。黒坂石ダムから戻ってくる際、国道に出ずに道標に従って左折した先にみつけました。


 草木湖を横断する橋の上から草木ダムが見えました。こちらは大きいです。




 草木湖の国道の対岸の県道343号線から。こちらのほうが車も少なく、カーブが多いのでバイクには楽しいです。









 コンクリートを積み上げた模様がはっきりと出ている造りが年季を感じさせます。威厳のある立派なダムですね。




 ダム直下に公園が見えます。あそこまで行ってみよう。





 クレスト部にラジアルゲート4基




オリフィスの常用洪水吐2門。放流していたらさぞかし迫力でしょうね。







 渡良瀬川本流では一番下流にある高津戸ダムまできました。流域4ダム発電のための導水で連携しているようです。草木ダムは水資源機構ですが、他は群馬県のダムです。






 下流部を正面から撮影できるポイントがありませんでした。



この後はいったん桐生市内へくだります。


県道66号線を上って桐生川ダムへ。


 私は以前はダムというものはすべて国が作っているのだと思っていましたが、県や電力会社などその建設主体と管理・運用はいろいろだということを知りました。同じ県内でも利水と発電で管轄が違う場合もありオドロキ。



 残念ながら天端には鎖が掛かっており、立ち入り禁止のようでした。






 オリフィスにゲートが見えます。





 桐生川ダムから県境をまたいで松田川ダムへ向かうショートカットの分岐。バイクは右奥から来たので見逃しそうでした。




 こんな感じの山道。でも舗装は完璧です。


 栃木県の松田川ダムです。



  こちらは栃木県でも今日の最初の庚申ダムとはちがい土木の管轄。治水・利水のダムです。



 いろいろなことがあったんでしょう。


 エコアートの模様はすべて消えていました。


 こちらも立ち入り禁止です。残念。



 管理事務所は不在でした。その場合足利市内の県出張所で配布しているとの張り紙が出ていたので、結構不在の時が多いのではと思います。




オリフィス部には機械式のゲートはなく、自然に流れるようです。
ダム下流直下は公園になっていて、バーベキュー場などもありました。
足利市内の県庁出張事務所で松田川ダムのカードをもらい帰宅の途につきました。途中渡良瀬川を望みます。


国道50号線をとおって佐野藤岡から東北道へ。今回の周遊コースはなかなか良かったです。
380km走ってガソリンは11リットルでした。