日向灘の夜明けと鞍埼灯台の灯り |
日南駅前を通り田野ICへ。宮崎自動車道を進んでいくと前方に霧島連山が見えました。大きさに感動。特に高千穂峰の鋭角な姿は、こっちが連峰の盟主と思わせる立派さ。一番奥の韓国岳とその中間のなだらかなところが、たぶん新燃岳でしょうか、その峰々の形・色・間隔、高さなど、はやり地図の平面上のイメージとはまるで違うスケール。ああいった火山の連なりというのは東日本だと吾妻連山に近いでしょうか。
小林ICで降りて山道を上がります。この道もいいです。霧島側からは車が多いですが、こちら側はほとんど車がありません。
硫黄岳付近はまさに吾妻山のような硫黄の色と臭いでした。道路わきには歩行禁止や立ち入り禁止の立て札があちこちに立っていました。ビジターセンター方向に車を走らせると路肩にたくさんの車が止まっていたのでそこで止めて、登山者風のご夫婦に韓国岳への登山口の場所を聞いてみると、この車道のわきから登山道に行けるとのこと。
遊歩道はしばらくして通行禁止になり、そのかわりに樹林帯の中に新たな登山道がロープで区切られて作られていました。硫黄岳の上部で本来の登山道と合流。まもなく4合目で樹林帯から出て展望が得られます。
上に登るにつれて遠く桜島、近くの大浪池が姿を現しました。今日は日曜日、絶好の天気とあってたくさんの登山客が頂上を目指しています。
奥:高千穂峰 手前:新燃岳 |
奥:桜島 手前:大浪池 |
桜島 |
ゆっくり景色を楽しんだ後は走って30分で下山。そのご霧島温泉のにごり湯に浸かり帰途に着きました。
<コースタイム>
9:30登山口 - 10:10五合目 - 10:30韓国岳頂上 11:00韓国岳頂上 - 11:30登山口
飛行機の窓からの霧島連山がおまけのご褒美でした。2枚目は富士山。
3泊4日で3つの日本百名山と2つの日本の灯台50選を巡る旅。他にも温泉、フェリー、キャンプなど盛りだくさんの充実した旅でした。
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