御前埼灯台・清水灯台キャンプツーリング

 あまり一般に走られていませんが、11月1日は「灯台の日」各地の灯台で見学会などのイベントが催されます。これまで11月1日はなぜかタイミングが合わなかったのですが、今回は念願の御前埼灯台に行ってきました。

 灯台のキャンプツーリングは実はこれが初めてです。点灯している御前崎の灯りを見るのを以前から計画していました。もともとは民宿で一泊と考えていました。灯台近くのキャンプ場は御前崎市営の御前崎マリンパークのャンプ場のみ。それも通常は10月末までの営業です。しかし今年はコロナの影響か、なぜか11月の第1週まで営業を延長していたので、本当に運よくキャンプすることができました。

 1日目に清水灯台(三保灯台)を訪れて御前崎でキャンプ。翌日は掛塚灯台をまわって帰る予定です。ネクスコ中日本の二輪車ツーリングプラン「速旅東名・中央道ワイド」を利用します。2日間乗り放題で3900円。自宅の府中から焼津インターまで、ほぼ全線をカバー。これはオトクです。
 せっかく乗り放題でしかも天気がいいのだからということで、富士山周遊のコースを取りました。中央道で河口湖ICから東富士五湖道路の終点まで行き、いったん御殿場市内に下りてそこからまた東名にあがるというコースです。

<清水灯台>

日本で最初の鉄筋コンクリート造灯台で、歴史的文化財的価値が高いので、Aランクの保存灯台となっていて、現在も建設当時の姿をそのまま残しています。清水港を守るような形の三保半島の突端の海岸沿いにあり、三保の松原の先です。三保灯台ともいわれています。八角形の小さな灯台。近くには東海大学の海洋科学博物館、飛行場?などもあり、もうひとつの清水真崎灯台も港の防波堤灯台のような役割を果たしています。

三保の松原の先にあたります。この辺りは松並木の海岸線からだいぶ砂浜が海側に広がっています。


この写真だとなんだか取り残されたおもちゃのような、モニュメントのような・・・
立派な現役の灯台です。


小さいですが、フレネルレンズです。6等。

三保の松原の伝説にちなみ、風見鶏は天女の形をしています。こういうちょっとしたデザインの遊び心って必要ですよね。

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焼津港まで行って昼食。

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<御前埼灯台>

日本の灯台50選、そしてブラントン設計のAランク保存灯台。何より台風情報聞いていれば潮岬と並んでよく聞く岬ですから、全国的にも有名ですね。

海上保安庁の人がでて様々なグッズの販売などをやっていました。また灯台内部が密にならないように入場者を制限していました。ご苦労様です。






二等フレネルレンズ。

多くの人が訪れていました。

明治7年5月1日初点

青い空に白い灯台、そして万国旗!

夕暮れ時です

今晩は多少湿っているので光跡も見えますね




こちらは朝の様子、雲がいい感じです


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キャンプ場は広い整地された芝地です。日曜日の夜泊なので他に3組ぐらいしかいませんでした。海に近いので風が強いとネットの書き込みにありましたが、この日は幸い風もなく気温も穏やかでした。雨も降らない予報だったのでテントはフライシートなしです。まあタープも要らないのですが、これは気分で。

翌日は午後から雨の予報だったので、掛塚灯台には行かずに焼津で温泉に浸かって帰宅の途に就きましたが、途中新東名新清水あたりから雨が降り出し、久しぶりの雨中ツーリングとなりました。




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