長野1泊2日ダム巡り・ソロキャンプツーリング 1日目

 新型コロナウイルスの感染再拡大が衰えぬ2020年8月。同時にこの年は8月1日の梅雨明けからずっと猛暑が続いており、軽井沢でも30℃を超え、全国的には35℃以上のところも多く、中には40度越えの地点も出ていました。

そんな中、軽井沢の別荘からKawasaki250TRで初めての長距離ツーリングに出かけました。
今回は木曽の3ダムと、松本市梓川の3ダムを1日目に。2日目は犀川の2ダム、裾花川の2ダム、そしてめずらしい治水専用の長野市の浅川ダム、最後に須坂の豊丘ダム、計12枚を集める旅です。


250㏄とはいえ空冷単気筒のエンジンはかなり非力なので、基本的に下道を使います。今回は新和田トンネルを越えて佐久から諏訪に入り、R142のバイパスを通って岡谷ICから高速に乗り、伊那ICまで2区間の高速走行を行いました。90km/hが巡航速度でしょう。追い越しは、かなりキツイです。

さて伊那ICで降りてR361のトンネルで中央アルプスを貫いて木曾へ。まず始めは奈良井ダムです。木曽とは言ったものの、奈良井川は松本で梓川と合流する信濃川系の川です。





ロックフィルの多目的ダム。長野県のダムです。天端には立ち入り禁止でした。
カードは事務所でいただきました。

さてここまで来たら奈良井宿も見てみようということで、バイクを止めて旧宿場町を見てきました。









馬籠・妻籠とならんで往時の面影を偲ばせる街並みが保存されていて、まずは地域の努力に敬意を表します。こういうのがなくなったら昔を「実感」できるものがなくなるよね。

次は味噌川ダムに向かいます。奈良井から山一つ隔てたお隣ですが、こちらは木曽川水系。太平洋に注ぎます。分水嶺ですね。
立派な資料館があります。しかし、なんとカードは配布中止(水資源機構のダム)だそうです。県や電力会社のは配布しているし、資料館の様々な資料は配布中なのにカードだけダメとは理由がよくわかりません。しかもホームページにはこの時点での配布中止は明示されていませんでした。う~ん、釈然としませんが仕方がありません。






発電もする多目的ダム
余水吐。自然越流式、機械式のゲートはありません。




つぎは同じく木曽川の水資源機構管理の牧尾ダムです。こちらもカードは配布中止。
ロックフィルの堤体は左側、岩山をはさんでゲート部があり、トンネルでつながっています。面白い構造。
こちらは大きなラジアルゲート4門を備えています。






こちらは堤体側。堤体に道路がジグザグにつけられています。ただし工事用車両のみ。


この後、県道20号を開田高原に登っていき、R361で飛騨に入ります。ちょうどここは御岳山と乗鞍岳という二つの巨大火山の間。そしてこれも信州と飛騨を分ける野麦峠を目指します。残念ながらこの日は御岳山の雄姿を見ることができませんでした。
牧尾ダムの近くで見た古いダム。常盤ダム。水面がキレイです。
この日の御岳山は雲の中
ジイさんならだれでも知っている野麦峠

R158に下りてきて見えたのが東京電力の奈川渡ダム。ここは上高地に向かうときに必ず通りますが、これまで車を止めたことがありませんでした。




立派なアーチ式ダム。真下に発電所!越流することは想定されていない。


ここのカードは事務所では配布していないので、すこし戻って奈川集落のながわ山彩館でもらいました。

梓川を少し下って水殿ダム。同じく東京電力のアーチ式ダム。ダムカードは国道沿いの道の駅でくれます。



こちらは奈川渡ダムと違ってクレストゲートがあります。堤体中央部ではなく片側に寄った位置。堤体下部には発電機。



こちらはさらに下って稲核(いねこき)ダム


ローラーゲート5門




この日は安曇野の須砂渡キャンプ場でソロキャンプです。クルマで5分でスーパー、歩いて2分で温泉!ソロ900円、温泉は100円割引で450円。ここは断然おススメです!
ヘッドレストのついたハイバックの椅子は今回のために買いました。テントはモンベルのステラリッジⅡ。これは山岳用テントの定番。平地キャンプの時はこれにモンベルのミニタープと椅子・テーブルを持っていきます。

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